秋満喫の益子めぐり
こんにちは、東京校スタッフです。
すっかり、秋です!
表参道の欅並木もこれから色づいた落ち葉が風になびく、素敵な季節。
外苑前の銀杏並木と並んで、アカデミーに通う生徒さんにとっては
2か所もの特別の並木道を味わえる季節です。
さて、10月末に色づき始めた季節を楽しみに、栃木県の益子町に行ってきました。
11月の喧騒の「陶器市」を前に、台風が去った後の快晴に恵まれた静かな町並でした。
まずは、今回の目的である、昼食に那珂川の鮎を食べに!
不覚にも、その食膳の写真を撮り忘れましたが、塩焼き3尾、フライ3尾。(因みに、生きているときの魚の数え方は、「匹」、食用になると「尾」だそう)
黄金色の美しい子持ちの味は、期待以上に美味でした。
台風の後で、水かさが増して流れが強く、その姿は見えませんでしたが、鮭の川上りも見られるとか。地元の友人は2匹も見ましたが、新参者の私には見つけられませんでした。
遠く流れがカーブしたところでは、鮎に向かって盛んに釣り人が竿を振り上げ、陽の光に長い竿を輝かせていました。オゾンがいっぱい!
鮎に満足して、いよいよ益子町へ。
浜田庄司さんのお住まいを見学。
登り窯を右手に茅葺屋根が秋の陽ざしに眩しい。
浜田庄司さんのお住まい
浜田庄司さんのお住まい
当時の浜田さんやお弟子さん達の作陶姿が浮かびます。
その日は、小高い丘の上に立つ宿泊施設に泊まりました。
陸軍病院だったところが戦後小学校になり、又小学校が廃校になって宿泊施設となった場所でした。スポーツ合宿やペットとも泊まれます。
http://www.kokoroyado.com
校庭には、二宮金次郎の像が立ち、桜の大木に囲まれ遠く景色が広がって映画のロケなどに使われることも多いとか。大谷石の時計が印象的。
旧小学校内は、見学ができます。昭和30年代の木造の校舎には、当時の暮らしの様子も再現されています。とても面白い。
木は、何年経っても木の魅力を放ちます。
こころ宿「NAGOMI」
校舎内には、当時の生活風景が再現されています。
宿は、校舎の一部を宿泊施設にしてるのですが、とてもきれいで気持ちよくリフォームされていました。いらっしゃる方には、益子らしくお勧めです。
さて、最後に私が購入したカップをご紹介。
全く、益子らしくないのですが、1991年に来日して2000年に栃木県那須に築窯され、栃木県では何度も展覧会をされているおなじみの方です。
2014年に淡路島に工房&ギャラリーをオープンされたラマンチャ生まれのスペイン人の方のものでした。(ヘスアルドフェルナンデスーブラボ さん)
我が家の食器と重ねてみました。ちょっと冒険でしたが…。
如何でしょう?
他にも、沢山の著名な方の作品を拝見できました。
人の手を経て作られた物はやはり、温かいですね。
おわり
東京校事務局スタッフ
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