クラスメートと春の遠足

こんにちは。インテリアコーディネーター専門科 福岡校2年の先田です。
アカデミーで学び始めてからあっという間に1年が経ちました。
2年次の授業も始まり、1年次とは違うスピード感、緊張感に身の引き締まる思いがしています。
そんな中、先日、クラスメートの皆さんと山口県下関市にあります狗留孫山修禅寺に行ってきました。

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狗留孫山 登山口

実はここのお寺にある“祖師堂”は1年次に建築の授業を教えてくださっていた松尾強先生が建てられたお堂なのです。
入学当初、先生からこのお寺の話を伺った時からクラスの中で「行ってみたい!」という声が上がっており、ようやく念願がかない、いってきました。
福岡から関門海峡を越え、山口県へ。
ランチは下関名物の瓦そばをおなかいっぱい食べ、お目当ての狗留孫山へ。
想像以上の山道に息があがりながらも、山の空気が綺麗でマイナスイオンを感じることができました。どのようにして木材を運んだのか(お寺で質問したところ、木材用のモノレールをひいたとのことでした)などと想像を膨らませながら登ること約30分。階段を上がった先に、目にしただけで歴史を感じられるような立派な本堂があり、その奥に、ガラスの柵で囲われているお堂が見えました。
そのお堂こそが先生の作られた“祖師堂”でした。
当日は雨上がりということで霧がかかっていたのですが、その霧がかえって神秘的な自然の空間を演出してくれていて、非常に美しい光景でした。

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 左:下関市指定文化財 天然記念物の“狗留孫山修禅寺一本杉”   右:祖師堂

 

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祖師堂から見える山

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祖師堂

本堂では奥様がお寺の歴史や真言宗について、祖師堂では建立秘話をお話ししてくださいました。祖師堂で使われている杉の木は、台風被害で倒木した狗留孫山の木を使っているそうなのですが、本来ならば狗留孫山の木は切ることができないため、他の山の杉の木を使う予定だったそうです。しかし台風により、狗留孫山の杉の木が倒木に。
倒木は通常よりも費用がかかるとのことなのですが、自分の山の木で建てたお堂はどんな木よりも馴染むだろうという思いから、倒木を使うことに決めたそうです。
天井の大きな龍の絵や、障子をあけるとガラス越しに見える山々は非常に壮大でかっこよく、美しく、1200年以上の歴史があるお寺にしっかりとマッチしている祖師堂の生み出す空間に心が洗われた気がしました。
奥様のおもてなしもこのお寺の魅力だと言い切れるくらい、とても気さくなお人柄で、ご親切にお茶とお菓子まで出してくださり、日々の暮らしのことや昔話など、話が尽きず、ついつい長居をしてしまいました。

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1年間お世話になった先生が作られた建物・空間を、切磋琢磨しあっているクラスメートと共有することができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
このような貴重な経験も、アカデミーに入ったからこそできているのだなと改めて感じ、嬉しく思いました。
2年生になったということで、アカデミーで学ぶ最後の1年です。
様々な課題に取り組む中で、“インタイム”を意識し、胸をはって卒業ができるよう、日々の生活と仕事とアカデミーを両立していきたいと思います。

インテリアコーディネーター専門科 福岡校2年 先田