【福岡校卒業生】「第一歩」
はじめまして。
インテリアデザイナーの白井と申します。
私は、2年前に福岡校インテリアコーディネーター専門科を卒業しました。
元々、インテリア業界で事務職の経歴があったものの、子育てでできたブランクを埋める為にも、また、さらに追求してインテリアを学びたい…という意欲からアカデミーに通い始めました。
在学中から、設計事務所でアシスタント業務をはじめ、この度、私個人のインテリアデザイン事務所を立ち上げることになりました。
そして、私にとって、記念すべき第一歩となった物件は、50㎡弱の小さなマンションのフルリノベーションの依頼でした。
クライアント様の理想を、対話の中からじっくりと聞き取りながら、丁寧に丁寧に形にし、提案していきました。
その結果、クライアント様に「本当に頼んで良かった」と言って頂ける住まいを完成することが出来ました。
そして、「完成見学会」のイベントをすることにしました。
物件の設計、デザインはもちろんのこと、見学会の企画、フライヤーのデザイン等、全て自分で考え、自分なりの想いをまとめていきました。
この作業は、アカデミーで学んだプレゼンテーションの準備に通ずるものがありました。
「空間を五感で感じてもらう」をテーマとして、椅子に腰掛けてゆっくりしてもらえるよう家具をセッティングし、生花で空間に色付けし、BGMで音による演出、ポプリを置いて香りのアピール、時にはコーヒーでおもてなし…。
ただ空間を見てもらうだけでなく、ここでの暮らしを感じて、イメージしやすいよう演出しました。
おかげさまで、見学会4日間で50組を超える方にご来場いただき、皆樣から大変ご好評頂きました。スタートしたばかりの小さな事務所ですが、これからもクライアント樣の声をじっくりと聞きながら、丁寧に「理想の住まい」を形作っていきたいと思います。
福岡校インテリアコーディネーター専門科卒業 白井
HAKU design HP
https://www.hakudesigninterior.com
「クリムト展」
こんにちは、福岡校インテリア専門科研究課程2年の中島です。
私は仕事をしながら学校に通っています。
工務店系の設計事務所で図面をひいたり、現場にいったりしています。町田は授業が実践的で、仕事の役に立つと会社社長に勧められ、入学しました。実際に入学すると、座学もありますが、プレゼンに次ぐプレゼン。また、先生方の体験談をきくことができ、とても勉強になります。
普段は福岡で仕事をしていますが、名古屋に行く機会があり、飛行機までの時間に美術館に行ってきました。
豊田市美術館です。どこを切り取っても美しい建物でした。
あいにくのどんより曇り空
お目当てはクリムト展。このクリムト展、東京・名古屋の展示で福岡にはこない。
見逃せない、とセントレア付近からレンタカーでビューン!と豊田市まで。
出迎えるユディト
平日の朝一番でしたので、ゆっくり見られるだろうと考えていました。しかし、なんと朝から大行列。開業の10時までに人の列がのびるのびる…。クリムトの人気もあるのでしょうけれど、この地域のアートを見る素晴らしい習慣を感じました。
展示品は写真撮影NGなので、入口付近にあった…これは…ダイジェスト?
ユディト、女の三世代など有名は作品から風景画や壁画まで
ウィーン大学の天井画「医学」「法学」「哲学」の記録写真もありました。なぜ写真なのかというとナチス軍撤退の際に燃やされてしまったのです。なんで燃やしたの~!
戦利品たち。ポストカードは事務所に飾りました。
課題で、インテリアにアートを提案するということを体験して、よく展覧会に行くようになりました。漠然と絵画を見ても息がつまる思いをしていたのですが、自分の家に飾るならどれがいいかな、次の課題に使えるかな、と考えだしてからは楽に見ています。
そのうちグルリット事件、ゴッホの耳切事件など知ると絵画がより面白くなりました。まだまだ勉強ですね…
大阪で開催中のウィーンモダン展にはクリムトのパートナーであったエミーリエ・フレーゲの肖像画もきていますね。
どうにか「LOOK!LOOK!」しに行きたいと思います!
福岡校インテリア専門科研究課程 中島
【福岡校在校生】2年生に向けて~3足の草鞋をはいて~
こんにちは。福岡校インテリアコーディネーター専門科1年の細溝です。
現在、私は4歳の娘を育てながら、フルタイムでリフォームの会社で働き、週に1日アカデミーに通う生活を送っています。子育てをしながら働き、学校に通っている今の私の生活を少しですが、ご紹介させていただきます。同じように子育てをしながら、インテリアに興味はあるけど学校に通うかどうか迷っている方の参考に少しでもなることができれば幸いです。
↑我が家のキッチンスペース。学校で何か学ぶたびにちょこちょこ模様替えをしています。
【福岡校在校生】町田ひろ子アカデミーとの出会い
こんにちは。町田ひろ子アカデミー福岡校専門科研究課程2年の北村です。
私は、昨年公務員を定年退職してから、本学に入学させて頂きました。
あこがれの、町田ひろ子アカデミーの生徒でいることが、今でも信じられないくらいです。
1982年春号「ふたりの部屋」掲載(生徒募集広告)
私が、町田ひろ子アカデミーを知ったのは、もう40年近く前のことです。
「ふたりの部屋」という雑誌に(現在も発売されている「プラスワン リビング」の前身)度々、町田校長の記事が掲載されていました。
当時の私は、インテリアという言葉の意味は、きれいに模様替えをすることかな、という位の認識で、雑誌に掲載されている、素敵な写真を眺めては、いつか、こんな部屋に住みたいと思っていました。
インテリアコーディネーターという職業があると知ったのは、町田ひろ子アカデミーの生徒募集の広告で、何て素敵な仕事があるのだろうと、思いました。
これは、1982年春号の、ふたりの部屋に掲載されていた、町田ひろ子アカデミーの生徒募集の広告です。
インテリアコーディネーター養成科と、インテリア国際ジャーナリストコースがあります。
インテリア国際ジャーナリストコースは、インテリア技術と英会話をマスターし国際的に活躍できる人材を育成します、と、説明しています。
町田校長は、雑誌で度々、インテリアコーディネーターの仕事について書かれています。
その記事の中で、この仕事は、生活に密着していて、女性に適している。
接客業が嫌いな人には向かないが、それ以外の女性なら、どんな人にでも門戸が開かれている、と書かれていたのを、今でも覚えています。
1985年1月号「ふたりの部屋」掲載
この切り抜きは、1985年1月号に掲載されていた記事です。
第1回のインテリアコーディネーター資格試験が終わって、資格についての特集ページの中で、町田校長が、インテリアコーディネーターの仕事内容の紹介と、どのような知識が必要かについて書かれています。今、読み返しても、内容が古びていなくて、驚きます。
ちなみに、第1回の資格試験は、4760人が受験し、合格率は14.8%。試験内容が比較的むずかしく、第1回目の試験であるため現場経験者に有利であった、とインテリア産業協会から発表されています。
インテリアは、それ以降も趣味として、自宅をいかに居心地よくするか、あれこれ手を加え続けています。
ふたりの部屋は、創刊号は買いそびれましたが、2号から、最後の号まで、今も手元にあります。
私は、退職を前にして、自分が何をしたいのかと考えた時、若い時から憧れていたアカデミーに行こうと、一番に考えました。
入学説明会で、町田校長にお会いした時、まさかお会いできる日が来るとは思っていなかったので、只々、見つめて、この方が…と言葉にならないものがありました。本当に、お会いすることができ、言葉をかけていただき、とても嬉しかったです。
1988年出版 町田ひろ子著
その時、1988年に出版された町田先生の本に、30年前の私に、とお願いして、本の見開きにサインして頂きました。一生の宝です。
憧れのアカデミーでしたが、入学してからは、課題が思うようにできなくて、正直言って、苦労しています。
それでも、先生や、クラスメイトに助けられて、少しずつ進歩しているのが、自分でもわかります
卒業も、視野に入ってくるようになりました。
卒業課題が最後だと思うと、とても嬉しい半面、2年間共に学んだ、クラスメイトと別れるのは、とても寂しいという気持ちがあります。
2018/11/21授業でのプレゼン風景
今は、公開プレゼンテーションに向けて、最終準備に追われる日々です。若いクラスメイトと一緒に課題に取り組むことができ、貴重な経験でした。
本番を思うと、ドキドキしますが、頑張りたいと思います。
卒業後は、自宅のリフォームにとりかかります。これまでに学んだ事、ショールーム訪問で得た知識を生かしながら、プランを考える時間が、今、一番楽しみな時間です。
2年前からお願いしている工務店には、町田ひろ子アカデミーで学んでから、と話しているので、相談しながら理想の我が家を作りあげたいと思っています。
福岡校 専門科研究課程2年 北村
ようこそ町田ひろ子アカデミーへ!「インテリアセミナー&サマーパーティ」開催報告
投稿者:福岡校事務局スタッフ
校舎:福岡校
こんにちは!町田ひろ子アカデミー福岡校スタッフです。
今回は福岡校から、8月11日に開催したイベントの模様をご紹介します。
猛暑の中、37名の方に参加して頂きました!インテリア専門科の在校生・卒業生・福岡校講師・そしてホームページから参加して頂いたお客様です。