歴史的な建物とインテリアリフォーム

  こんにちは。インテリアリフォーム科講師の須長です。
今回は、最近見学をさせていただいた赤坂プリンスクラシックハウスをご紹介いたします。 

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尖塔アーチが特徴的な美しいチューダー様式の洋館で、1955年から2016年までグランドプリンスホテル赤坂として営業していました。

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東京都指定有形文化財でもあるこの建物は、バンケットルームを増築して2016年にリニューアルオープンしています。つまりは、リフォームしているんです、しかも免震建物に!(地面との隙間にグレーチングがはめられています。)

 

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既存部分の、チャペルにもなる2階の多目的ルーム。装花とキャンドルでディスプレーされた暖炉の両脇にはミラーが貼られてあります。伝統的なデザインの中にも抜け感のある感覚がミックスされている、インテリアリフォームでも参考にしたい手法です。

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隠れ家的な雰囲気のコンセプチュアルで今時な大人のバーです。入口から見える松の盆栽はフェイクでした。コニャック、エディット・ピアフ、パリ、ココ・シャネル、ナポレオンの愛馬という、フランスを連想させる5つのコンセプトを、それぞれをイメージした色で表現されています。

どれがどのお部屋かな?とインテリアアクセサリーに想いを巡らせて紐解くのも愉しいものです。 blog_tokyo_2017041307

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仕事柄新しいインテリアデザインが気になるのは勿論なのですが、長い年月を経た貴重な建物が持つ歴史様式にもとても心魅かれます。

個人の住宅リフォームでも入念な計画が必要ですから、規模が大きいだけでなく、その様式を損なわないデザインワークが求められる建物には、大変な労力と想いが集結していることが想像できるからです。

 インテリアリフォーム科の授業でもお話ししたのですが、東京の街の中には歴史様式を湛えた建物が数々あります。

この赤坂プリンスクラシックハウスのように、長い歴史の中で館の主を変え用途を変えて、静かに佇んで存在する建物には、単に建築物というだけでない、歴史を見つめてきた生き証人としての人格すら感じられそうです。 

バンケットルームやバーのほかに、レストランやカフェがありますので、インテリアやリフォームがお好きな方はぜひ、足を運ばれると楽しいと思います。お勧めです。 

 

赤坂プリンス クラシックハウス https://akasakaprince.com/ 

カジュアルフレンチレストラン La Maison Kioi https://lamaison.akasakaprince.com/

 インテリアリフォーム科講師 ys-planning主宰 須長良美

blog「インテリアとリフォームのレシピ」http://ameblo.jp/interior-reform-recipe