アール・デコ建築、東京都庭園美術館(旧浅香宮邸)に行って来ました。

こんにちは。専門科9月生1GのN.Iです。 

12月3日。東京都庭園美術館へ行ってきました。

目黒駅から徒歩約7分。この日は晴天。庭園前のいちょう並木は見事に色づいて太陽の光を浴びて輝いていました。園内の木々も真っ赤。雲ひとつ無い空とのコントラストが綺麗です。

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すっかり見とれてしまいましたが、今日は紅葉を見に来たのではありません。

ここには旧朝香宮様の邸宅があり開催中の「アール・デコの花弁」という展覧会を見るために来たのでした。ずっと好きだったインテリアを学ぶために今年9月にアカデミーに入学し、3カ月が過ぎました。自分好みの家具や空間を楽しんできたこれまでとは違い、様々な知識や技術など身につけるべきことはたくさんあります。

「ルック!ルック!」―自分の目で見て触れてセンスを磨く。アカデミー初日に教えていたいただいた事のひとつです。流行りの北欧スタイルやモダンは何となく分かっても、海外の様式と言われると今一つピンと来ない。そんなことから今日、アール・デコの館である旧朝香宮邸を見るため、早起きしてやって来たのでした。 

朝香宮鳩彦王は1923年に訪れたフランスでドライブ中に事故に遭われ、看病にかけつけた允子妃とともにパリでの生活を余儀なくされたそうです。その時開かれていたのが「現代装飾美術・産業美術博覧会」(通称アール・デコ博)。ご夫妻で会場を訪問され、帰国後アール・デコ様式を取り入れた邸宅を建設される計画を建てられたとのこと。

館内1階はアール・デコ博でも活躍したアンリ・ラパンが内装を手掛け、ルネ・ラリックがデザインしたガラスのレリーフやシャンデリアが掲げられています。 

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私が特に興味を持ったところは、タイル使いと照明です。2か所あるベランダはタイルの大きさ・種類・色の使い方で空間の印象が全く異なります。布目タイルやスクラッチタイルなど手が込んでいました。照明はシャンデリア・ペンダントライトなど部屋ごとに趣向を変え、どれも流れた月日を感じさせつつ古さの無いデザインでした。 

もしも朝香宮ご夫妻がパリで博覧会を訪問されなかったら、私たちも日本に居ながらアール・デコ様式を目にすることも無かったかもしれませんね。

また、私もアカデミーに通わなければタイルや照明のことを見過ごしていたと思います。自分の目で実際に見ることが出来たからこそ、アール・デコ様式がどんなものか少し分かったような気がしました。 

東京都庭園美術館。旧朝香宮邸は展覧会開催期間のみ室内が見られるようです。アール・デコの空間にたっぷり浸った後は、広い庭園を散歩するのもとても気持ちいいですよ。

午前中の入場がオススメです。(内部は撮影禁止でしたので、購入したポストカードの写真を添付しました。) 

                                                                 インテリアコーディネーター専門科1G N.I