インテリアと子育て

【 入学の動機 】
1年半前にアカデミーを卒業いたしました市橋です。
娘の幼稚園入学と同時に、町田インテリアアカデミー1年生として勉強をスタートさせました。

インテリアの学校を検討した1番の理由は、娘が楽しく勉強できるような部屋作りのためでした。アカデミーの体験授業や説明会で、授業内容、そして先生方がイキイキしていたことも、入学の決め手となりました。

【 学校生活 】
私は週1回2年のコースを選択いたしました。最初は何もかも、胸弾ませることばかりでした。自宅で課題作成の際、娘用に簡単な課題を与えて、一緒に楽しんで作業をすることもありました。

1年目の秋には、英国研修に参加しました。インテリアの国際見本市の1つであるDecorexや100%Designの視察、活躍中のデザイナーの講義を受講するキャリアトレーニング、リノベーションしたホテル、イギリス人の方のご自宅訪問見学など、英国のインテリアの質の高さ、古きものと新しいもの融合、カラースキームなどを見ることができ、素晴らしい経験となりました。

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学校では、コーディネートだけでなく、建築・パースの勉強、そして企画力、プレゼンテーション力も同時に学んでいく必要があります。課題が負担で、家庭と勉学の両立が中途半端になり、続ける自信がなくなったこともありました。
しかし、今になるとアカデミーのカリキュラムが、どれだけ大切なものであったかを実感できます。学校のクラスメート達、学校、そして家族の支えがあり、無事卒業することができました。

卒業後、家族と欧州に行く機会や、娘とゆっくり過ごす時間をもつことができ、自分自身のインテリアや建物に対する視点が、以前と比べて変化していることに気がつきました。どこを歩いていても、見ていても、「インテリアや建築物は面白いなあ。やはりインテリアの仕事に関わりたいな。」と思い始めていました。

【 卒業後の仕事 】
そんなある日、学校から民泊のお仕事の紹介を受け、コーディネートをさせていただくことになりました。約60㎡の事務所として利用していた物件で、図面がなく、現場の解体中に部屋全体を計測しにいくところから始まりました。図面がないなんて、大丈夫かしら?と思いましたが、やるしかありません。

また、今回は民泊用の備品関係の調達も仕事の一つとしてお受けしたので、最初はてんやわんやでした。途中で、変更点が出たり、注文と違った商品が届いたり、思うように進まないこともありました。予算上、自分で組立することもあり、私が他メーカーのテーブルを必死で組み立てているのを見て、配送業者の方が、代わりにしてくださったり、何度か業者の方たちの温かいお心遣いに助けていただきました。また学校の先生達の的確なアドバイスや、家族のお陰で、約1ヶ月程、朝から晩まで没頭することができ、無事仕上げることができました。

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現在、住宅メーカーの業務委託で、コーディネーターとして仕事をしています。ここでは、学校で学んだことも役立ちます。素晴らしい上司から人間力、判断力、スピード力の大切さを、実践で学ばしてもらっています。
入学当時は、現場で仕事をしている自分を考えたことがありませんでしたが、周りの人達の支えで、今があると日々実感します。

【勉強と子育ての両立】
学校の勉強は週1回とはいえ、プレゼンテーション用の提出課題、資料作成など多くあります。人それぞれのタイミングや環境がありますが、私は子どもが幼稚園児より、小学生になってからの勉強を始める方がよかったと思います。
しかし、子どもが一番面白い絵を描けると言われる時期に、好奇心旺盛で、目をキラキラさせ、製図道具やファブリックなどのサンプルを見て触って、質問を投げかけてくる娘と成長できたことは、貴重な経験でした。

学生であっても、仕事をしていく上でも、いつも家族や友人、周りの人達の協力、自分の意志や興味などが必要となります。与えられた環境の中で、何歳になっても人間力を高め、好奇心旺盛で学んでいくことが大切だと思います。
これからも、楽しみながら、学び続けたいと思います。自分のためにも、娘、家族のためにも。

大阪校卒業生 市橋